「介護をしていない」と証言するのは身内だけではない
彼女の親族のAさんも、会見にはあ然としたと、こう話している。
「桂子のサポートに疲れたと言っていますが、彼は介護らしいことは何もしていませんし、そもそも、今の彼女は要介護者ではないのです。なぜあそこまで、自分の妻のプライバシーや名誉にかかわることを、あしざまに言わなくてはならないのでしょうか」
小室は、これからは妻と向き合って生きていくというようなことをいっていたが、会見後一度も、妻の実家に行っていないという。先のAさんが話す。
「小室さんの会見以降、桂子についてご心配の声もいただきますが、桂子はおかげさまでいたって元気なんです。ひとりでよく買い物に出かけるし、地元の体操クラブにも通っています。このあいだも先生から上級クラスに誘われたほどです」
地元の音楽関係者も、KEIKOは仲間とよくカラオケボックスに行き、「天城越え」や美空ひばり、globeの「DEPARTURES」や「FACE」などを立て続けに歌うし、一人二役でマーク・パンサーのラップまでやるそうだ。
小室が介護をしていないと証言するのは、身内だけではない。
小室の元専属運転手も、「介護に関していえば、小室さんは何もしていないというのが本当のところ。食事も洗濯も体調管理も、すべてスタッフや付き人がやっていました。彼が桂子さんのためにしたことといえば、店屋物の弁当や出前を頼むことぐらいで、それすらもスタッフに命じるだけ」と話す。
一度彼女の食器を洗ったことがあったというが、何度も「僕が洗ってやったんだ」「感謝が足りない」としつこく彼女にいっていたそうだ。
リハビリに良いということは何もせず、昼夜逆転の生活
小室が所属するエイベックス関係者も聞き捨てならない証言をしている。彼女が倒れた時、病院は実家で養生することを勧めたそうだが、小室はなぜか「僕が面倒を見る」と拒否したというのだ。
だが、小室はリハビリに良いということは何もせず、マンションの部屋を遮光カーテンで閉め切ったまま、昼夜逆転の生活だったという。
くも膜下出血は発症すると3人に1人が亡くなるといわれ、高次機能障害などの後遺症をもたらす可能性がある。回復して社会復帰できるのは3分の1程度だそうだ。それも大事なのはリハビリで、本人の努力と周囲のサポートで劇的に回復することもある。
実際、KEIKOは劇的に回復してきているわけだが、あのまま小室の家にいたら、ここまで回復しなかったであろうことは想像に難くない。