「言葉そのものが音楽になっている。そんな小説を書きたいと思っていました」
奥泉 光●おくいずみ・ひかる 1956年、山形県生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。同大学院修士課程修了(博士課程中退)。現在、近畿大学教授。93年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、94年「石の来歴」で芥川賞受賞。ジャズフルート奏者としてライブ活動をする演奏家の一面も。
作曲家であり、優れた音楽批評家でもあったシューマンが生まれてから今年で200年。その節目の年に書き下ろした本書で、奥泉光さんは「言葉によっていかに音楽を表現するか」を徹底的に追求した。
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(二石友希=撮影)


