人材の流動化が急速に進んでいる。いま企業が考える「生き残れる社員」とは、どんな人材なのか。老後を見据えたとき、50歳時点でどんな働き方をしていればいいのか。サービス、医療、IT関連企業の人事部社員に、匿名で話を聞いた――。

接客、事務が激減、定型業務は自動化

――AI(人工知能)など技術革新により会社の業務はどう変わるのか?

【サービス】うちは外食店舗も運営しているが、すでにお客の注文はセルフサービスになってきており、店員がオーダーを取りにいかない時代がそこまできている。しかもインバウンド向けに多言語で注文できる。今後このシステムが急速に普及すれば接客担当は徐々にロボットに代わり、残るのは料理人だけになるのは間違いない。

写真=iStock.com/YinYang

【医療】うちも事務作業など定型的な業務は自動化システムでどんどんなくなっている。今後は業務の進行や判断など複雑なマネジメント業務だけになり、残りは営業職としてがんばってもらうことになる。その結果、営業も無理だとなると正直言って働いてもらう場所もなくなるだろうね。