先日、私の事務所の職員が日本航空(JAL)を利用して青森に出張した。仕事や趣味の旅行で頻繁に飛行機に乗る彼なら航空会社のサービスに詳しいだろうと思い、業績好調の全日本空輸(ANA)と、業績が低迷するJALとの違いを尋ねてみた。すると、「JALのほうがサービスの印象はいいですよ」と、意外な答えが返ってきた。どうもサービスの質と業績は必ずしも比例しないようだ。

そのJALの業績だが、当初30億円の黒字を予想していた前期、2007年3月期の最終利益を、春先に急遽162億円の赤字へ下方修正して大きな話題になった。一気に200億円近くも損失が出た計算で、一部では経営危機説すら流れた。何か“想定外”の緊急事態がJALの内部で発生したのだろうか。

(ライヴ・アート=図版作成)