プチ鹿島さんが教える「ゲンダイ用語の基礎知識」

※『芸人式新聞の読み方』(幻冬舎)178~180ページより一部を抜粋。ぜひ書籍にて全文をご確認ください。

『赤っ恥』
ひどい恥のこと。ゲンダイ師匠の決めゼリフのひとつ。

(用例)「トランプ勝利を予測もしなかった安倍政権や大メディアの赤っ恥」

『笑止千万』
非常にこっけいなさま。ゲンダイ師匠の見せ場のひとつ。大見得を切っている姿を想像しながら読むとよい。

(用例)「TPP崩壊に右往左往。大メディアの笑止千万」

『大マスコミ』『大メディア』
ゲンダイ師匠は政治家だけでなく、一般誌や記者をも斬りまくる。マスコミやメディアの上に「大」をつけると、タブロイド紙の誇りと意地が漂う。類似の言葉では「大手新聞」「従軍記者」がある。

(用例)いやはや、もはや大マスコミは詐欺師の共犯と化している」「世界が見えない安倍政権と大メディア」「大メディアの腐敗堕落」

『亡国政権』
安倍政権のこと。

(用例)「求められるのは亡国政権の懺悔とケジメであろう」

『デタラメ』
安倍政権のこと。

(用例)「大風呂敷を広げるばかりのデタラメ政権」

『ペテン』
安倍政権のこと。日常生活ではなかなか聞かなくなった言葉だが、ゲンダイ師匠はほぼ毎日使っている。

(用例)「全てが八方塞がり 大風呂敷のペテン政権」「バカバカしいTPP審議、どう落とし前をつけるかペテン首相」

『大風呂敷』
安倍政権のこと。「ペテン」「デタラメ」などと親和性が高く、セットで出てくる。

(用例)※すでに何度も出ています。

プチ鹿島
1970年長野県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業後、大川興業に所属 。お笑いコンビ「俺のバカ」での活動を経て、フリーとなる。2012年からオフィス北野所属。スポーツからカルチャー、政治まで幅広いジャンルの時事ネタを得意とする「時事芸人」としてラジオ、雑誌を中心に活躍している。著書に『教養としてのプロレス』、『東京ポッド許可局』(共著) がある。
(聞き手・構成=須藤 輝 撮影=プレジデントオンライン編集部)
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