「すごい納豆」の味は? 花粉症への効果は?
これまでタカノフーズから発売されてきた商品のほとんどは、味が濃く、粘りが強いというイメージを持っていた。では「すごい納豆 S-903」は?
実際に食べてみたところ、あっさりしていて食べやすいという印象だ。ベタベタもしておらず、においもキツくない。前出の小林氏は「ライト」または「淡白」と表現していた。
先に記したように「すごい納豆 S-903」の最大の特徴は、花粉症、インフルエンザ、通年性アレルギー性鼻炎の症状が和らいだという実験結果が得られた点にある。では、効果を実感するためには、どれくらい食べればいいのだろうか。
「納豆菌は、体内に溜まっていく『常在菌』ではないため、排泄すると体内からなくなってしまいます。つまり、毎日食べ続けることがとても大事なのです。薬とは違い、大量に食べても副作用はありませんので、そこはご安心を。もし納豆が苦手なのであれば、味噌汁に入れると『なめこ』感覚になって、食べやすくなるかと思います」(小林氏)
現在、納豆菌は2000種以上が確認されているわけだが、その数は日々増えているという。
「今後は、『機能性のある納豆菌』に着目して、さまざまな商品を開発したいと考えています。そしてこれまで以上に納豆のよさを知ってもらい、人々の健康に寄り添っていけたらなと思います」(小林氏)
「すごい納豆 S-903」は、現時点で、もっとも免疫力を高める効果が確認できた納豆菌を使っているわけで、食べ続ければ一定程度、身体の免疫機能を向上させてくれることだろう。もちろん、効果に個人差はあると思うが、せっかく納豆を食べるのであれば、より花粉症の症状を緩和してくれる可能性が高い商品を選びたいものだ。