仕事がデキる7大条件とは
仕事ができる、と言われて思い浮かぶのはどんなことだろう。できる人のイメージといえば、時間を上手に使い、人を動かし、チャンスに恵まれ……と、こんな風かもしれないし、交渉に長け、人を惹きつけるタイプかもしれない。いずれにせよ、その習慣はさまざまながら、次のような基本的な特徴があげられるだろう。
1.相手の視点で仕事をこなす
自分の作業を、相手がどんな形で渡されたいか、その先の仕事につながりやすいかを考えることで、結果として仕事のクオリティが上がる。
2.頼みごと・交渉が上手く、人を動かす
コミュニケーションにたけていて、人に上手に仕事を振ることができる。自分で抱え込んで無駄に時間を使わず、自分でなくてもいい仕事は人に頼むことでスムーズに全体を進行させる。人を説得する術を心得る。
3.ノーと言える
やらないことを決め、できないことは受けない。やらなくていい仕事を受けることで効率を下げることがなく、きちんとした理由を持って断ることができる。
4.成果のあった面を真似して盗む
成果のあがった方法、良い習慣など、結果がだせる方法をうまく真似たり盗んだりすることで、やがて自分たちにとって一番いい方法が生み出せる。そのために、あらゆる情報にアンテナをはっている。
5.各仕事の細部と、全体像の両方を見わたせる
仕事の細部のチェックはもちろんのこと、ときに一歩引いて全体像を確認することで、細部で必要なことまで見通せる。
6.目標がはっきりしている
最終目標や仕事の期限を明確に設定するため、その道筋で何をすべきかがハッキリする。さらに逆算して仕事をするため、作業効率がいい。
7.優先順位をつけて、効率よく作業をする
その日のうちにこなすべきこと、あとでもいいことを見分けることで大切なことに時間を使えるので、最後に慌てるなどの失敗が少なくなる。すべてに完全を求めずに、抜くところは抜いて必要なことに時間配分をする。
ほかにも「机のまわりが整頓されている:仕事が速い」「オンオフ切り分ける:リフレッシュ」など人によって挙げられることはさまざまだ。紹介した7つでは、最初の4つが「人との関わり」、後の3つは「段取り」に関わる部分だ。さて今回は、人と関わっていくコミュニケーション心理の説得について見ていこう。