▼思考を「見える化」するための大原則

(1)ページの上部に日付を明記する
あくまで「考える」ためのノートだが、書いたことは繰り返し見る。日付を記して検索できるようにする。

(2)テーマを1つ記してまとめる
最初にテーマを書けば、考える内容が明確になる。1テーマは見開き2ページ、場合によっては見開き4ページとる。

(3)ノートは「B5」「リングタイプ」
携帯性、スペースともにB5タイプがおすすめ。リングタイプであればページを回して片手で持って書けるのでなお便利。

(4)キーワードを線や矢印でつなぐ
思考過程がわかるように、キーワードを線や矢印でつなぐ、マル囲みにするなど、できるだけ「図解っぽい」表現にする。

(5)一冊にまとめ常に携帯する
発想が湧いたらすぐに書きとめられるように携帯すること。用途別に分けず、あらゆる発想や情報を一冊に集約する。

(6)矢印の先は空白でもOK
線を引っ張ってアイデアが浮かばなくても、あえてそのままにしておくことで、強制的にほかの発想をひねり出せる。

(7)2回目は赤、3回目は青で
おすすめの筆記具は3色ボールペン。2回目に追加した内容は赤、3回目は青などにすれば、思考の軌跡が追いやすくなる。

(8)何度も見直して加筆し発展させる
重要なのは後から何度も見直すこと。その都度思いついたことを加筆し、より発展的な内容にブラッシュアップする。

(小原孝博=撮影)
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