世にまかり通る保険の常識の数々。しかし、それを信じると思わぬ落とし穴に入り込むことに……。そんな実は「非常識」なことを保険のプロたちがつまびらかにする。

保険料

勤め先の業績の悪化で収入が減ったり、最悪の場合であると失業したりして、保険料が払えなくなるケースが後を絶たない。そうなると、泣く泣く虎の子の生命保険を解約することになりがちだが、ちょっと待ってほしい。家計の見直し相談センター代表でファイナンシャル・プランナーの藤川太さんは次のようにアドバイスする。

「保険料が払えなくなったのは、病気で働けなくなったから、という人が少なくありません。そういう人ほど、もともと保険のニーズが高いわけですし、特に扶養家族のいる現役世代であれば、解約はできるだけ避けたほうがいいのです」

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