店の奥に進んだときがチャンス
⇒相手に喋らせて会話の糸口を掴む

自分:もしよろしければ奥のほうもご覧になりませんか? ご案内します。
:ええ、お願いします。
自分:こちら足元お気を付けください。ところで今のお住まいにご不便などおありなのでしょうか?
:今の住まいはなにかと手狭でね。書斎なんかも欲しいし。
自分:そうでしたか。書斎はどのようにお使いになられたいのですか?
:趣味で渓流釣りをやっていましてね。誰にも邪魔されず道具を整理したり手入れをする部屋が欲しいんですよ。
自分:渓流釣りですか。いいですね。でしたら玄関脇に道具を洗える水道があると便利なのではないですか?
:確かに! そういうの設置してもらえると嬉しいなあ。

【NGワード】
・書斎は本当に必要なのですか?
【POINT】
店の奥へ進んだり商品を手に取っていじり出したら、興味を持った証拠。人は2つの動作を同時にするのは苦手なので、警戒のハードルも下がる。ここでのポイントは自分が説明したい気持ちを抑え、質問を振って相手に話してもらうこと。多くを聞き出すほど、相手の心に響くセールスのツボが見つかる。