妻のキャバ嬢バイトと隠し口座も露呈?
▼近未来予測その2:妻の履歴編
もちろん女性(妻)もうかうかしていられない。逆に、妻のマイナポータルを夫が見て、“不正”が発覚するケースも続出するのではないか。
国・政府は食料品の消費税の還付を受けるためにマイナンバーのカードを使うことを検討している。その時、技術的には、マイナンバーにクレジット同様の買い物履歴を残すことは可能だろう。もし、それを強引に実現しようとすると……。妻がほぼ毎日シュークリームを買って、ひとりでこそこそ食べていたことが分かったり(肥満の理由も判明)、食費は月5万円だと聞いていたのに、実際は4万円くらいしか使っておらず、残りの1万円はへそくりしていたことが発覚したりするかもしれない。
さらに、妻の勤務履歴にあった学生時代のアルバイト先企業の名前をネットで調べたら、なんとキャバクラで、学生時代の4年の間に年収が500万円もあることが判明する、そんな時代も到来するかもしれない。
しかも、妻は私の知らない銀行口座を持っていて、そこに1000万円も預金があったら……。日頃は「お金がない、お金がない」と口癖のように言っているのに、全部ウソだったことがバレて、妻不信に陥り、いつしか修羅場を迎える……ことも十分考えられるのではないか。慰謝料を巡って「マイナンバー離婚訴訟」も起きるかもしれない。
もちろん、現状はまだ以上のような離婚リスクが発生しているわけではない。しかし、国・政府がマイナンバーの用途を「お金」方面へ拡大させ続けようとすれば、現実化してもおかしくはないと思われる。
マイナンバーが夫婦に危機をもたらすとは、政治家も役人も導入前には想像しなかったに違いない。