会社で働く誇りを持ってほしい
お客さまに期待される価値を提供するためには、お客さまの意識やニーズを捉え、お客さまからの声、アンケート調査などを通じて得られた事実とデータを重視して徹底的に分析します。そのためにはデジタル化、IT、ビックデータの活用も欠かせません。
社内における変革も必要です。当社では「改善」「現場主義」によるお客さまを軸とした思考への社員のマインドセットと企業文化の変革を常に続けています。お客さまとのお約束を守るために、そして持続的な価値提供と成長のためにコンプライアンスの維持と強化にも努めています。
お客さまとの接点である社員には、自分の仕事に誇りを持ち、メットライフで働く事に誇りを持って欲しいと願っています。仕事に誇りを持つことで、自信をもってお客さまに価値あるサービスを提供できると思うのです。先日、社内でファミリーデーを開催しました。子供たちがお父さん、お母さんの働いている場所を訪れ目を輝かせている姿を見て開催して良かったと思いました。家族の仕事への理解が深まり、忙しくしている時があっても家族の心配や不安は和らぐことと思います。また何よりも、仕事や会社に誇りを持って家族を案内してくれた社員が私にとっては誇りです。
価値を提供し続けるには、成長を続ける企業であることが求められます。成長を続ける企業には、社員が新しい事に挑戦するチャンスや、責任を広げていくチャンスがあります。そしてさまざまなビジネスを体験でき、仕事の広がりも持つことができ、モチベーションもあがり、結果的に良い人材が集まります。そうした環境こそが、お客さまに持続的な価値を提供できる土台となるので、組織の健全性を調査し社員の満足度を測かることで、常に組織構成や職場環境の改善を図っています。
また、言うまでもなく女性活躍の推進は欠かせません。お客さまのニーズを直接、経営に取り込む過程に女性の視点がさらに増えることで、メットライフならではの価値提供につなげることできるからです。こうしたお客さまへの価値提供に必要なことは、結果的に当社に取り組むカスタマー・セントリシティと密接につながっているのです。