▼名経営者たちのメッセージ“数字を比較してこそ見えてくる”
鈴木敏文●セブン-イレブン・ジャパン
「私が日々、売上げデータなどをこまめにチェックするのは、数字の向こうに顧客の心理を読む目的もあります」(『鈴木敏文の統計心理学』より)
澤田秀雄●エイチ・アイ・エス
「問題には必ず原因があります。また、数字は正直です。原因や数字を現実と踏まえることで、必ず対策が見えてきます」(『運をつかむ技術』より)
小倉昌男●ヤマト運輸
「企業が悪い循環に入っている時は、目先の損得だけを考えていると失敗することが多い。目の前の問題を解決したからといって、将来へ向けた流れが良くなるとは限らない」(『小倉昌男 経営学』より)
▼“数字はコミュニケーションの手段”
小山 昇●武蔵野
「会議は、数字の報告にほとんどの時間が費やされます。このスタイルで会議をやるのは、数字はそれだけで言葉だからです」(『社長! 儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!』より)
出口治明●ライフネット生命
「思い込みや常識を排し、数字、ファクト、ロジックによって、目標達成に必要な道筋を考え、仕事を組み立てていく。それが当社の必要としている人材であり、私にとって共に仕事がやりやすい相手でもあります」(『早く正しく決める技術』より)
盛田昭夫●ソニー
「会社はお金を儲けるのを目的としているのだから、経理数字は会社内の仕事を計るものさしである」(『盛田昭夫語録』より)