「いい提案が上がってこない」と嘆くよりも、自分で考えよう。自らがアイデアを出し、会社を引っ張っている社長たちをご紹介する。

「最高金賞」でもなぜ売れないか

カレー風味の「カレーラムネ」は発売6年間で累計350万本、お茶を加えた「しずおかコーラ」は初年度だけで200万本を突破――。意表を突く地ラムネ、地サイダーでヒットを連発している中小企業がある。静岡県島田市の木村飲料だ。

奇抜さ勝負の企画会社ではない。今年で創業60周年を迎える木村飲料は、県内に2つの工場とデザイン室を構え、2006年には自信作「元祖ビー玉ラムネ」でモンドセレクションの金賞(翌年には最高金賞)を受賞した。品質でも定評のある老舗飲料メーカーなのだ。