対話の最後に実行可能な計画表が自動で完成
<AIへの指示ステップ>
● ステップ1
まず、目標と「SMART逆質問プロンプト」をAIに送りましょう。
目標は「英語を話せるようになりたい」「夏までに痩せたい」など、思いついたままの曖昧な言葉で構いません。
それと一緒に、以下のプロンプトをAIに送ります。
【プロンプト例】
SMART逆質問プロンプト
あなたは目標設定の専門家です。
私の目標を達成可能な形に落とし込むために、SMARTの法則に沿って逆質問をしてください。
一度に1つずつ質問し、私が答えたら次の質問に進んでください。
最後に完成した目標と行動計画をまとめてください。
まず私の目標は「英語を上達させたい」です。質問を始めてください。
このプロンプトのポイントは3つです。まず①「SMARTの法則に沿って」と明示することで、AIが具体性・測定可能性・達成可能性・関連性・期限の5つの観点を漏れなくカバーしてくれます。
次に②「一度に1つずつ質問し」と指定することで、一気に大量の質問が来て圧倒されるのを防いでいます。
そして③「最後に~まとめてください」と頼むことで、対話の最後に実行可能な計画表が自動で完成します。
● ステップ2
次に、AIからの質問に、会話するように答えていきましょう。
プロンプトを送ると、AIがSMARTの法則に沿って「いつまでに達成したいですか?」「週にどれくらい時間を取れますか?」「達成できたかどうか、何で判断しますか?」といった質問を1つずつ投げかけてきます。
こちらは構えず、リラックスして思いつくままに答えていけばOKです。期限、頻度、達成基準――自分ひとりでは曖昧なままにしがちなポイントを、AIが対話の中で自然と引き出してくれます。
● ステップ3
最後は「計画表にまとめて」などとAIに頼むのもおすすめです。
方法は、対話が一通り終わったあと、「これまでの内容をもとに、明日から実行できるアクションプランにまとめて」と指示するだけです。
それだけでAIが対話の内容を整理し、あなたの生活スタイルにフィットした、挫折しにくいオーダーメイドの計画表を完成させてくれます。
最初は「英語を上達させたい」というぼんやりした願望だったものが、AIと5分対話するだけで「いつ・どこで・何を・どれくらい・いつまでに」などがすべて具体的に決まった実行計画に変わります。
自分で考えたのではなく、聞かれたことに答えただけで目標設定できる点が、革新的なポイントです。
目標設定に使える「学習用モード」
実は、ChatGPTやGeminiには「学習用モード」が存在します。
これは、AIが答えを直接教えるのではなく、ユーザーに逆質問することで考えを引き出す対話スタイルのことです。
ChatGPTの場合、チャット画面の「+」→「あらゆる学びをサポート」をクリックで、Geminiの場合、チャット画面の「ツール」→「ガイド付き学習」をクリックで切り替えができます。
先ほどの「SMART逆質問プロンプト」を入力しなくても、このボタン1つでAIがコーチ役になり、「本当にやりたいことは何ですか?」「それはなぜ大切ですか?」などと深掘りしてくれます。
目標設定の壁打ち相手として非常に手軽なので、ぜひ試してみてください。

