バランスのよい食事である
前回もプレジデントオンラインの記事でご紹介しましたが、女子栄養大学の創立者で、私の母である香川綾が考案した、バランスのよい食事をとる際の指標となる「四群点数法」に当てはめてみましょう。
第1群:卵(錦糸卵やゆで卵)
第2群:魚(ツナ、カニカマ)、肉(鶏肉、チャーシュー、ハム)
第3群:野菜(トマト、もやし、紅しょうが、きゅうり)
第4群:麺
第1群の卵、第2群の魚や肉には「たんぱく質」が含まれています。第4群に分類される麺には「糖質」があります。また、その他のトッピングもご覧の通りで、バランスがよく、ある程度網羅的に摂取できることがわかります。
さすがに毎日毎食、「冷やし中華」では偏りが出てしまいますが、食欲があまりないときや忙しくて時間がないときにはおすすめです。コンビニで手軽に入手できて便利ですよね。
ここでは、栄養学的な視点から「冷やし中華」と一緒に食べるとさらによい食材をいくつかご紹介しましょう。
「チャーシュー」「卵」の追加がおすすめ
まずご紹介するのは、トッピング類です。
冷やし中華がバランスのよいメニューであることはお伝えしたとおりですが、コンビニで気軽に購入できるもの、かつ相性を考えると、「チャーシュー」や「卵」を追加するとよいでしょう。
すでに、冷やし中華には、肉と卵が載っていることが多いのですが、肉や卵に含まれる「たんぱく質」は筋肉のもととなる栄養素です。とくに食が細くなった高齢の方だと不足しているケースがありますのでしっかりと摂取することをおすすめします。
また、卵にはビタミンとミネラルもかなりそろっています。不足しがちなビタミン、暑い夏に失われがちなミネラルも摂れるので、おすすめです。
次にご紹介したいのは、トッピングではなく、副菜です。「サラダ」を選ぶのもよいのです。野菜には「食物繊維」「ビタミン」「ミネラル」(カルシウム、カリウム等)などが豊富に含まれており、それらは体調をととのえ、身体の活力を維持するには欠かせない栄養素です。しかし、残念ながら、日本人の多くは、「食物繊維」も「ビタミン」も「ミネラル」も不足しています(参考:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査」)。

