手軽で生魚より栄養抜群な「缶詰」

煮付けや味噌煮にするとAGEsが発生し、塩焼きにすると増えて、揚げ物にするとさらに多くなる。調理法でいうと、「生」「蒸す」「ゆでる」「煮る」「炒める」「焼く」「揚げる」の順にAGEsが増えていく。老化を遅らせたい、心臓病になりたくないと思うのなら、生食や蒸し料理を増やして、揚げ物は少なめにするのが賢明だ。

工藤孝文『「血管と心臓にいいこと」、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)
工藤孝文『「血管と心臓にいいこと」、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)

魚が体にいいことはわかっているが、調理するのが面倒……。料理が得意でない人は、こう思うかもしれない。そんな人に向けて、手軽な魚料理を提案しよう。サバやイワシ、サンマ、サケなどの缶詰を使うのだ。

缶詰を甘く見てはいけない。旬の脂ののった魚が閉じ込められているので、栄養が抜群なのだ。文部科学省の食品データベースを見ると、サバやイワシなどの缶詰は軒並み、生の魚と比べて、含まれているEPAやDHAがずっと多い。調理に使いやすいのは、味付けされていない水煮缶。汁にも体にいい油がたっぷり入っているので、捨てないでまるごと使おう。

おすすめのメニューは、トマト缶といっしょに調理し、汁ごと食べるトマト煮。トマトに含まれている抗酸化作用の高いカロテノイド、リコピンの作用も加わって、血管を一層若々しくしてくれる。

サバの缶詰
写真=iStock.com/shironagasukujira
※写真はイメージです
【関連記事】
腸の壁に穴が空き、全身がボロボロに…内科医が「毎日食べてはダメ」と警告する"みんな大好きな朝食の定番"
日本人に突出して多いのはA型だが韓国は全く異なるのはなぜか…"血液型に刻まれた人類の進化と適応の歴史"
パカッと開けて週に1、2個食べるだけ…がん専門医が勧める「大腸がんを予防するオメガ脂肪酸たっぷり食品」
「頭のいい子が育つ家庭」の食卓には出てこない…朝ごはんのパンに塗りがちな「脳に悪影響でしかない食品」とは
「脳トレ」「早口言葉」よりもうんと効果的…専門医が「認知症予防」に勧める「本当に脳にいいお手軽趣味」【認知症予防3選】