手軽で生魚より栄養抜群な「缶詰」
煮付けや味噌煮にするとAGEsが発生し、塩焼きにすると増えて、揚げ物にするとさらに多くなる。調理法でいうと、「生」「蒸す」「ゆでる」「煮る」「炒める」「焼く」「揚げる」の順にAGEsが増えていく。老化を遅らせたい、心臓病になりたくないと思うのなら、生食や蒸し料理を増やして、揚げ物は少なめにするのが賢明だ。
魚が体にいいことはわかっているが、調理するのが面倒……。料理が得意でない人は、こう思うかもしれない。そんな人に向けて、手軽な魚料理を提案しよう。サバやイワシ、サンマ、サケなどの缶詰を使うのだ。
缶詰を甘く見てはいけない。旬の脂ののった魚が閉じ込められているので、栄養が抜群なのだ。文部科学省の食品データベースを見ると、サバやイワシなどの缶詰は軒並み、生の魚と比べて、含まれているEPAやDHAがずっと多い。調理に使いやすいのは、味付けされていない水煮缶。汁にも体にいい油がたっぷり入っているので、捨てないでまるごと使おう。
おすすめのメニューは、トマト缶といっしょに調理し、汁ごと食べるトマト煮。トマトに含まれている抗酸化作用の高いカロテノイド、リコピンの作用も加わって、血管を一層若々しくしてくれる。



