第1回はこちら(http://president.jp/articles/-/11626)
日常のしぐさのなかに鍵が潜んでいる
(PPS=写真)
アランの『幸福論』の特徴として、心身の関係性に着目している点があります。日常的な行動やしぐさ、体操や姿勢のなかに幸福への鍵が潜んでいるという指摘は新鮮です。
「気分に逆らうのは判断力のなすべき仕事ではない。(中略)そうではなく、姿勢を変えて、適当な運動でも与えてみることが必要なのだ。なぜなら、われわれの中で、運動を伝える筋肉だけがわれわれの自由になる唯一の部分であるから」で、「ほほ笑むことや肩をすくめることは、思いわずらっていることを遠ざける常套手段」であり、「こんな実に簡単な運動によってたちまち内臓の血液循環が変わることを知るがよい」と記しています。
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