焼き鳥の味付けはタレより塩を
どんな肉を摂ればいいか、ここでは焼き鳥の選び方を例に説明しましょう。
糖質の摂りすぎにならないよう、焼き鳥の味付けはタレより塩を選ぶのが基本。
そのうえで、
・もも肉……動物性油脂が摂れる。
・とり皮……脂質が多く敬遠されがちだが、コラーゲンが多い。
・軟骨………とり皮同様、コラーゲンが多いのでおすすめ。
・ささみ……あってもなくてもOK。ただし、ささみだけでは脂質が足りなくなるので、ほかの種類もあわせて摂る。
・つくね……肉が苦手な人でも食べやすいので、加えてもよい。少量なら味付けはタレでもOK。
・レバー……鉄が摂れるのでぜひ1本は摂ってほしい。ビタミンA、亜鉛も豊富。レバーの場合は、臭みが苦手な人もいるので、味付けはタレでもOK。
いろいろな種類の焼き鳥を選び、楽しみながら栄養を摂るようにしてみてください。
酸化した油の摂取は老化を促進する
ここまで、何かと敬遠されがちな油脂も、実は悪者ではないという話をしてきましたが、なかには避けてほしいものもあります。それが「酸化した油」と「トランス脂肪酸」です。
酸化した油でわかりやすいのは、揚げ物です。天ぷらやフライ、コロッケ、鶏の唐揚げ、ファストフードのフライドポテト、各種スナック類……こうしたものを好んで食べていませんか?
ただ、残念ながら、酸化した油に含まれる過酸化脂質などの有害物質は、細胞膜を傷つけたり、老化を促進したりします。また、LDLコレステロールの酸化を促し、動脈硬化を招く可能性もあります。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞の原因になるので、防ぐことが肝心です。
ひと昔前は、どの家にも、揚げ物で使った油を再利用するために取っておくオイルポットが置いてありました。
しかし、酸化のことを考えて、家ではできるだけ揚げ油の使い回しはしないようにしてください。一度加熱して冷まし、再び加熱することで酸化は急激に進みます。
とはいえ、揚げ物で使った油を全部捨てるのはもったいないですよね。そこで、家で揚げ物をする場合は、大量の油で揚げず、少量の油で“揚げ焼き”にするのがおすすめです。フライパンに食材が半分くらい浸かる程度の油を入れて揚げましょう。

