学区では10代の自殺が相次ぎ…

カリフォルニア州南部のインランド・エンパイア都市圏にあるこの小さな町では、多くの住民が地元育ちで同じ高校に通っていた。私が話を聞いた住民で、学校がこんなに早く始まらなかった時代を覚えている人はいなかった。早く始まるのは地区の10代たちを学校に送り届けていたバスの都合だと思っていた人もいたが、スクールバスはもう運行していない。

まったく意味がわからなかった。

年上の10代を持つ親たちに話を聞くと、肩をすくめながら、「その時期はもう過ぎた」と安堵している様子だった。けれども、静かに苦しんでいる10代たちがいることは、明らかだ。息子が高校1年生だった年、この学区では自殺が相次いで起きた。