読むだけだと忘れやすい

星友啓『スタンフォード大学オンライン高校の校長が教える 世界の研究に基づいた 勉強法大全』(KADOKAWA)
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また、読むだけのグループは、時間の経過とともに読んだ内容を急速に忘れていきましたが、テストを受けたグループは記憶がしっかりと定着していました。これを「テスト効果」と呼びます。

読めば「わかったつもり」にはなりますが、それは短期的な記憶として一時的に保管されるだけで、すぐに消えてしまうのです。

一方、脳にテスト形式で「思い出す」負荷をかけると、記憶の司令塔である「海馬」が、その情報を「長期保存すべき重要なもの」と判断します。海馬は、脳に入ってきた情報を一時的に整理する役割を担っていますが、何度も呼び出される情報は、記憶の保管庫である「大脳皮質」へと送られ、長期の記憶として定着するのです。

実践ステップ

① 前の日に学んだことの確認テストをする。

② 学んだことの「予想問題」を自分で作る。(「先生ならここをどうひっかけるか?」と考えてクイズを作る過程で、理解が深まる)

③ 友達同士で問題を出し合う。(楽しみながらやる最高のリトリーバル)

アドバイス
間違えることを大歓迎してください。テストで間違えて「くそっ、間違えた!」と悔しがった記憶は、感情が伴うため、強烈に記憶に残ります。間違いは「失敗」ではなく、記憶を強固にするための「接着剤」です。
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