余計なことは言わず「似合ってる」

じゃあどうやってほめるのがいいか。オススメは「似合ってる」です。

短くなったのか、色が変わったのか、細かいことはあまりわからない。流行りの髪型なのか、いつも通りの髪型なのかもわからない。であれば、余計なことは言わず「似合ってる」がいいでしょう。「かわいい」「きれい」よりも恥ずかしくなく言えるはずです。そうすれば、女性のほうから「でしょ? 最近メイクも変えたから」と上機嫌になってくれます。

髪型以外のケースで、上から目線にならずポジティブな気持ちを伝えるには、いくつか手法があります。

たとえば、うらやましがるのも効果的。ハワイに行ってきた、彼氏ができた、SNSでバズった。そんな報告を受けたら、「いいんじゃない?」と偉そうに評価するのではなく、「いいねー」と共感し、「いいなー」とうらやましがる。相手としては「ふふふ」とこれまた上機嫌になってくれます。「いいねー」と「いいなー」はセットで使えるのでオススメです。

【まとめ】「悪くない」は、ほめ言葉としてかなり「悪い」

「今日はお子さんは?」の一言

【シチュエーション】飲み会でひと言声をかけたい
× いいダンナさんだね
○ 今日は楽しもうね!

「今日はお子さんは?」
「あ、夫が見てくれてます」
「いいご主人だね。感謝しないと」
「……」

子どもがいる女性が飲み会に参加すると、しばしば「今日はお子さんは?」「ダンナさんは?」という言葉をかけられます。中には「いいご主人だね」「理解のある家族だね」と言ってくる人も。男性に限らず、女性からも「いいなー。子どもが小さい頃、私は無理だったなー」「ウチはうるさくて」などと言われたりします。

これらの言葉の裏には「家族のめんどうを見るのが仕事であるあなたが、今日はそれを放棄してるんですね。寛大な家族からそれを許されてることに感謝しないとね」というニュアンスが込められています。言われたほうはモヤモヤが止まりません。

毎日いろいろあるけれどがんばっている。今日だって、夫は許可なしに飲みに行くのに、私は数週間前から夫と交渉し、家庭内の予定も調整し、ようやく参加できた。それなのにそんなことを言われると、心底ガッカリしてしまうのです。「ウチにはウチの事情がある。それをろくに知りもしないで適当なことを言うな。放っておいてくれ」とせっかくの飲み会なのに、テンションがダダ下がりです。

ビジネスマン
写真=iStock.com/gentlelight
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