一日大さじ2杯以内に

なかでも、オレオカンタールというポリフェノールは、エキストラバージン・オリーブオイルにだけ含まれています。

書影
森豊、松生恒夫『血糖値は「腸」で下がる』(青春出版社)

このオレオカンタールには、強い抗炎症作用があることがわかっています。つまり、エキストラバージン・オリーブオイルは、腸や体の老化防止・健康維持に欠かせない抗酸化作用・抗炎症作用という二つの大きな働きが期待できるのです。 

近年、大腸に原因不明の炎症が起こる潰瘍かいよう性大腸炎の患者さんが増えていますが、この潰瘍性大腸炎に対してエキストラバージン・オリーブオイルのポリフェノールの一種であるオレウロペインが有効であることが判明しています。

ほかにも、アルツハイマー病に対する効果が期待できるなど、オリーブオイルのいろいろな有効性が明らかになってきています。

ただし、オリーブオイルは油の一種ですので、とり過ぎはよくありません。

厚生労働省は、一日に必要なエネルギーの20~30%を脂質からとるのがよいとしています。一日2000kcalをとるとして約50g。ほかの食品から脂質をどの程度とるかにもよりますが、一日30g(大さじ2杯弱)以内なら問題ないと思われます。

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