実践形式でないと英語力は伸びない

英語を学ぶ際は、この「実際に使ってみる」ということが非常に重要です。単に参考書の例文やフレーズを暗記するのではなく、自分の目的に合ったかたちで単語を使ってみることで、知識を実践形式にアップグレードすることができます。

そうして自分が覚えた単語を実際に使うことで、「自分は英語が話せる(使える)んだ」という実感につながってモチベーションも維持しやすくなりますし、サラリーマン時代の私のように業務で使えるようになれば、目に見えるリターンもあるかもしれません。

現在はChatGPTに代表されるチャット型AIが非常に進歩しており、自分の目的に合った例文をつくることもとても簡単にできます。

あらかじめ、自分の職業や何のために英語を学んでいるのかをAIに教えたうえで、「この単語を使って例文を10個つくって」とリクエストすれば、自分が実際に使いそうな例文がすぐに出力されます。自分とは縁遠い世界の例文を読み込むよりも、こちらのほうがずっと実践に役立つはずです。

英語に限らず、本来何かを学ぶことは楽しいことであるはずです。しかし、理解しづらいものを無理やり理解しようとすると、途端に学ぶことがつまらなくなってしまいます。

つまらなくなれば自然に机からは遠ざかってしまい、せっかくできた学習の習慣も失われてしまいます。そうならないためにも、イメージによる直観的な理解を行うことが重要です。

もし、英語を学ぶ中で意味を理解しきれない単語が出てきた場合は、検索エンジンの画像検索を活用してみましょう。といっても難しいことは何もなく、わからない単語を入れて検索するだけでOKです。

すると、その単語に対応した写真素材や、英会話スクールの解説画像などが出てくるため、長々と文章の解説を読まずとも、一瞬で理解することができます。

たとえば、「afraid」という単語を検索すると、怖がっている人の写真やイラストがたくさん出てくるため、「これは『怖がる』とか『恐れる』という意味なんだな」と一目でわかります。

挫折せずに英語力を積み上げるコツ

英語を身に付けることはとても長い道のりで、一説では英語学習者の8割以上が1年以内に挫折するともいわれています。だからこそ、「勉強をしないと」と肩肘を張らずに、自分が継続しやすいかたちで学習を続けることが重要だと私は考えています。

そのためには、先述したイメージによる理解だけでなく、挫折しないような仕組みづくりも大切です。

まず大切なのは、学習のハードルを高く設定しすぎないことです。何かを始めようとするときは、やる気が高い状態だと思いますが、ここで仮に「毎日2時間勉強する」とハードルの高い計画を立ててしまうと、それを守れなかった際に挫折しやすくなってしまいます。

最初はあまりハードな計画を立てず、忙しくても確実にこなせる程度のハードルを設定したほうがよいでしょう。

また、「何もしなかった」という日をつくらないことも重要です。学習の習慣をつくるためには、毎日学ぶことが大切です。「忙しい日は5分だけ単語を覚える」といったハードルの低いルールをつくって、英語に触れない日がないようにするといいでしょう。