巨額の負債と「幽霊駅」の存在
中国の習近平政権が世界に誇示する「総延長5万キロ」の高速鉄道網。この数字は一見すると、驚異的な国家の発展を象徴しているように見える。しかし、その内実を覗けば、そこにあるのは「持続可能性」を完全に無視した、あまりに無謀な国家規模の自転車操業ともいえる。
運営主体である中国国家鉄路集団の債務総額は、実に約133兆円(約6兆1947億元)にも達していると日経新聞は報じた(2025年6月末時点)。日本の国家予算を上回るこの巨額負債は、もはや運賃収入で返済できるレベルをとうに超えている。
それどころか、毎日の収入のほとんどが借金の「利息の支払い」だけで消えていくという、出口のない迷路に迷い込んでいるのではないか。
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