世界一クルマを愛する男の「いいクルマづくり」とは

今度、センチュリーだけでなく、GR GTもつくりました。今こそセンチュリーやGR GTみたいなプレミアム・ブランドをつくらなければいけない。そう思ったからです。数字を追って車をつくってしまうとおかしくなる。デザインが似てしまうとか……。

そう。今度、デザインの現場を見てください。

パソコン上でモデルを作るだけじゃない。トヨタでは今も粘土をこねて、削ってクレイモデルを作って風洞実験をやってます。パソコンだけでも、『いいクルマ』はできます。

ただ、『もっといいクルマ』にするには人間の手が必要です。ものづくりなんです。クルマっていうのは工業製品ですけれども、感情移入できる相棒です。相棒にするには人の手を入れて、最後の一筆は人がやらなきゃダメ。人の手が入って、威厳とか色気が出てくるんです。うちの現場に行ったら、クルマの威厳と色気を見てください」

豊田章男会長
(イラストレーション=浅妻健司 撮影=本誌編集部)
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