なぜスニーカー通勤は「ダサい」のか

前述のように、2018年当時からビジネスシーンのスニーカーは、批判の対象となってきました。その背景には、そもそも「ジャケットやスーツと、スニーカーのルーツが、かけ離れている」という事情が関係しています。

これはビジネスファッションのみならずコーディネート全般に共通しますが、「ルーツが離れているほど、水と油のように合わせづらい」のです。当時は、通年ノーネクタイという人も少なかったため、なおさらスニーカーが悪目立ちする状況でした。しかも、「ビジネススニーカー」というカテゴリーも生まれていません。

当時の工夫といえば、各社に並ぶスポーツやカジュアルのなかでも「極力シンプルなスニーカーを合わせる」というもの。もしくは「パンツ丈の最適化」です。これは靴とパンツ丈の関係性を見直すことで、だらしなさを解消する作戦です。