「核融合発電の共通インフラ」を目指す

具体的には、核融合反応で生じる中性子を吸収し、熱を取り出す「ブランケットシステム」、燃料であるトリチウムを安全に回収・循環させる「トリチウム燃料循環システム」、さらに高温の熱を効率よく発電につなげるための冷却系・熱交換器・発電ユニットなどです。

ブランケットには、低放射化フェライト鋼など、日本が得意としてきた材料技術が活かされており、耐久性や安全性の面で国際的にも高い評価を受けています。

重要なのは、こうした周辺技術が「炉の形式を選ばない」という点です。トカマク型であれ、将来別の方式が主流になったとしても、熱回収や燃料循環といった機能は必ず必要になります。