日本の国家戦略としての位置づけ

日本の政治の最前線において、核融合エネルギーが単なる研究テーマではなく、国家戦略の中心課題として取り扱われ始めています。

その象徴的な出来事が、2020年代前半における政治リーダーたちの動きです。核融合は長年、研究者や技術者の間で「未来のエネルギー」として語られてきましたが、ここにきて政府の成長戦略や政策の主要な柱として扱われるようになっています。

なかでも注目されるのが、高市早苗氏の動きです。高市氏はこれまで長年内閣府の科学技術政策や経済安全保障の分野に関与してきた政治家で、経済・技術の競争力強化策として核融合を強く支持する立場を一貫して示してきました。