「週130分以上の筋トレ」はやめたほうがいい

長寿のための運動は、文字通り先が長いもの。

そして人は、やがて高齢になります。多忙でモチベーションが下がることもありますし、体調にも波があります。

そんな長い人生でも、ずっと運動の好影響を享受したいのですから、無理はいけません。

負荷を下げ、ラクに楽しく続けられる運動を選びましょう。

やればやるほど、充実感もあるのが運動です。

しかし長寿のための運動となってくると、ちょっと話が違ってくるようです。

というのも、週に約130分以上の筋力トレーニングを行うと、病気や死亡のリスクへの好影響がなくなり、逆にリスクが高まってしまうという研究データがあるためです。

週に2時間ちょっとの運動量なら、さほど多い印象を受けない人も多いでしょう。にもかかわらず病気や死亡のリスクが高まってしまうというのは、ちょっとショックなデータかもしれません。

ウェイトトレーニング
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「週130分以上の筋トレ」はやめたほうがいい(※写真はイメージです)

ジョギングは死亡率を約3割下げる

また5万人を対象に、15年以上にわたって運動量を調査したデータもあります。

それによれば、ジョギングの場合さほど運動量が多くなくても、平均して死亡率が約3割も下がっています。

一つ言えるのは、長寿のための運動と、アスリートがパフォーマンスを高めるための運動とでは、まったく考え方が違うということ。

人生のある時期、思いきりスポーツに打ち込むことはよいことだと思います。

でも長寿のための運動なら、ほどほどが一番。

やり過ぎず、無理なく長く続けられることが大切です。