運動はインスリン取り込みを活性化
運動はその種類を問わず、細胞内のインスリン取り込みの効きをよくしてくれます。
肥満や糖尿病予防にもなりますし、インスリンシグナル伝達の活性化を抑えることで長寿遺伝子サーチュインや、老廃物をリサイクルしてくれるオートファジーが働き始めます。
また運動はエネルギーを生みますから、細胞内のエネルギーセンサーAMPKを活性化します。
それによってサーチュインやオートファジーがさらに活性化される、という好循環です。
ですので、自分に合った楽しく続けやすい運動なら、なんでもOKです。
それでも運動選びに悩んだら、おすすめは早歩き。
お手軽にもかかわらず効果は大きいので、試してみてください。
無理に「HIIT」をやらなくていい
HIIT(High Intensity Interval Training、高強度インターバルトレーニング)という運動があります。
息が上がり、筋肉にも効くような負荷の高い運動を、少しの休憩をはさんで繰り返すものです。
心肺機能と筋力を同時に鍛えられるので、効率がよい運動方法で、近年注目を集めました。
もちろんこうした運動を無理なく続けられるのであれば、よいことだと思います。
ただ、知っておいてほしいのは、こうした運動はそもそもアスリートのためにつくられたケースが多いということです。
世の中に溢れている運動に関する情報も、元はアスリート向けの研究データから来ていることが多いのです。
そうした事情を知らないと、今流行っているからといって、無理に強い運動を自分に強いることになってしまいかねません。
疲労が溜まってコンディションを崩したり、運動自体がイヤになってしまっては、本末転倒ですね。

