老化を促進させたくないならタンパク質を摂る

AGEの要因となるもうひとつの物質はタンパク質ですが、糖質と違って食べる量を減らすのはよくありません。タンパク質は筋肉、内臓、骨、皮膚、髪の毛、血液、酵素など、体のあらゆるものの構成要素だかららです。

そのため、タンパク質が不足すると老化が進んでしまいます。

牧田善二『脳と体が老けない人の食べ方』(新星出版)
牧田善二『脳と体が老けない人の食べ方』(新星出版社)

例えば、筋肉が落ちて動きが遅くなったり、姿勢が悪くなったりします。コラーゲンに影響が出て肌がたるむこともありますし、動脈硬化や骨粗しょう症も進むこともあります。神経伝達物質の働きが悪くなって記憶力や集中力が損なわれ認知症に近づいてしまうこともあります。抗酸化の機能が落ちたり、血糖値を調整する機能が落ちたりもします。

体のあらゆるものの構成要素ですから、タンパク質が不足すると、こうした老化現象を促進してしまう可能性があるのです。

タンパク質不足の悪影響は老化だけではありません。免疫力が低下して感染症にかかりやすくなり、筋肉が落ちて寝たきりのリスクを高め、睡眠に障害が出てうつ病になることもあります。

タンパク質を多く含む食べ物は不足しないよう、しっかり食べましょう。

肉より魚を選べば、良質な油も摂れる

AGE対策としては、肉よりも魚を選ぶようにしましょう。食べ物自体に含まれているAGE含有量は魚より肉に多いですし、脳を活性化させる油(EPA、DHA)が豊富なので、認知症予防にも役立ちます。

あまりこまかいことを気にし過ぎると、何を食べていいのかわからなくなってしまうでしょうから、肉よりは魚、揚げ物や焼き物よりは蒸し物や煮物、味つけは甘辛いものよりも塩味を選ぶと覚えておくといいでしょう。

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