アルコールの1日の最大量の目安

さらに、自分が飲めるタイプなのか飲めないタイプなのかの「適性」をちゃんと知っておくことも大切です。

尾形哲『甘い飲み物が肝臓を殺す』(幻冬舎新書)
尾形哲『甘い飲み物が肝臓を殺す』(幻冬舎新書)

一般に、お酒を飲んで顔が赤くなる人は、アセトアルデヒドの分解に時間がかかるタイプ、お酒を飲んで顔が赤くならない人は、アセトアルデヒドの分解が早いタイプだとされています。

すなわち、前者は「飲めはするけれど、鍛えて飲めるようになったようなもの」であり、本来は飲酒があまり向いていない人です。

一方、後者は「もともとお酒に強くて、飲んでもあまり酔わない人」です。ただ、アルコール依存症に陥る人の大多数は、後者のお酒に強いほうのタイプだとされています。

そして、1日の最大量は、男性で純アルコール40g、女性で20gとなっています。顔が赤くなる人はさらに少ない量が適当とされています。これはあくまで「最大量」であり、節度ある適度な飲酒としては男女ともに1日20g程度が推奨されています。

最大量の目安は図表1の通りです。

【図表1】アルコールの1日の最大量の目安
甘い飲み物が肝臓を殺す』(幻冬舎新書)より

ぜひみなさんも、自分の「適性」を把握しつつ、まずはこの酒量を目指してみてはいかがでしょう。そのうえで、肝臓の健康を極力損ねることなく、末長くアルコールを楽しむようにしていってください。

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