11世紀ごろの姿をそのまま見られる

その後1232(貞永元)年、執権北条泰時が港湾整備を実行しました。

伊豆や相模国西部から石を切り出して運び、石積みの護岸を造り上げます。港を作るのに1カ月を要しなかったといわれ、当時の技術力の高さがうかがい知れます。

若江島の石積みの港は、11‐12世紀の姿をそのまま見ることができる、珍しい遺跡です。福岡県の博多遺跡群からは、11世紀後半から12世紀前半に造られた護岸遺構が発見されていますが、埋め戻されて今は直接見ることはできません。