入社後に「何を頑張ればいいか」を確認する

①「入社後の評価基準を教えていただけますか?」

1つ目は、評価の考え方についてです。入社後にどれほどの実績を出せば評価されるのかを知ることで、無理なくパフォーマンスを発揮できる環境かどうか、会社として何を重視しているのかを把握できます。また、自分が大切にしている働き方の価値観と合っているかどうかも判断できます。

たとえば営業職であれば、ノルマの水準を知ることで日々の働き方をイメージしやすくなります。ITエンジニアであれば、上流工程を経験しないと評価されないのか、それともスペシャリストとして開発を続けても昇給できるのかを確認しておくことが重要です。

これを聞かずに入社してしまうと、想定以上のノルマに追われたり、「自分はずっと開発に携わりたいのに、上流工程をやらないと年収が上がらない」といったミスマッチが生じることもあります。

ただし、いきなり「評価の考え方を教えてください」と聞くだけでは、面接官に「それを知ってどうするの?」と思われかねません。質問する際は、目的を添えるようにしましょう。「入社後にしっかりと成果を上げていきたいと考えています。どのようにパフォーマンスを高めていけばよいか知っておきたいので、評価の考え方を教えていただけますか」といった形で伝えると、「入社後に積極的に努力してくれそうな人だ」とプラスの印象を持ってもらいやすくなります。

面接官個人への質問は効果的

②「○○様ご自身は、仕事においてどのようなやりがいを感じていらっしゃいますか?」

2つ目は、面接官自身が仕事にどんなやりがいを感じているかを聞くことです。逆質問の中でも、面接官個人に向けた質問は非常に効果的です。

面接に出てくる人は直属の上司になる可能性が高いため、価値観が合うかどうかは働くうえで重要なポイントになります。面接官が何にやりがいを感じ、何を実現したいと思って働いているのかを知ることで、一緒に働くイメージが具体的になります。また、やりがいを聞くことで業務の魅力も鮮明になり、想像していた仕事内容とのギャップがないか確認することもできます。

もし面接官自身が中途入社の場合は、入社を決めた理由を聞いてみるのもよいでしょう。最終的な意思決定の参考になります。

ただし、中には自分自身のことはあまり話したくないという方もいます。「差し支えなければ」などとひと言添えてから質問するとスムーズです。