損保ジャパン 櫻田謙悟 -「英語」を克服
縁あって30代後半の約4年間を
アジア開発銀行で過ごさせてもらった。
わずか半年間の
準備期間で出向したために、
言葉では大変苦労したことが忘れられない。
会議も遊びも食事もすべて英語。
半年ほどはストレスで夜中になると
鼻血が出たほどだ。
人事予算局という部署に配属されたが、
そこは博士・修士号だけでなく、
公認会計士の資格を持っている
プロフェッショナルたちの
世界だった。彼らと対等に渡り合える
英語力は
必須だった。8カ月ほどで
ヒアリングには不自由しなくなったが、
付き合ってみると、
多様な価値観や人生の楽しみ方を
持っていることがわかる。世界への視野が
開かれ、得がたい経験ができた。(プレジデント 10年8月30日号 当時・社長)
三井物産 飯島彰己 -1人では絶対に無理
世の中で解決できないことは絶対ないと、
そう思っています。雨が続けば、
必ず晴れの日はやってくる。
ただ逃げたら、
いつまで経っても解決はしない。
真面目に、自分の意思で問題に取り組めば、
お客さんも理解してくれて、
社外のいろんな人も
一生懸命やってくれる。
だから1人では絶対無理なんですよ。
もう、ほとんどみんなに助けられて、
いまがあるという感じですね。(プレジデント 09年8月17日号 当時・社長)