「タミフル」と「イナビル」は何が違う?
【メディ】「インフルエンザの症状緩和に効果的な市販薬を解説していこう。基本的にはインフルエンザに効く抗インフルエンザ薬はお医者さんの処方が必要で、一般の薬局やドラッグストアでは購入できないわ」
【いろは】「じゃあ、抗インフルエンザ薬(図表1)ってどんな種類があるの?」
【メディ】「代表的なのが、タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ、シンメトレル」
【いろは】「何が何だかさっぱりよ!」
【メディ】「タミフルはA型・B型両方のインフルエンザウイルスの増殖を防ぐと言われている。体重37.5kg以下の小児にも使用可能な飲み薬なんだ」
【いろは】「吸入するお薬もあるわよね?」
【メディ】「リレンザやイナビルだね。リレンザ、イナビルはタミフルと同様にA型・B型両方に有効と言われている吸入薬だよ。これらの吸入薬は呼吸器に病気のある人の場合、慎重に使用する必要があるけど、イナビルは長時間作用型の薬で1回使用するだけでいいというのもメリットなんだ」
【いろは】「いろんな薬があるのね!」
【メディ】「ラピアクタは点滴の薬で、吸入や内服ができない場合に選択されることがあるよ。シンメトレルはA型インフルエンザウイルスにのみ効果のある飲み薬なんだ」
「薬局で済ませる」が危険な理由
【いろは】「それぞれ特徴があるのね。そう言えば、インフルエンザの薬を飲んだ後の異常行動がなんちゃらってニュースを見たことあるわよ」
【メディ】「インフルエンザ治療薬には、吐き気、下痢、口内炎、めまい、頭痛、不眠など様々な副作用があるんだ。インフルエンザ罹患時は異常行動を発現することがあるから、薬の服用にかかわらず、特に未成年の場合は一人になる時間を作らないなどの配慮が必要になっているの」
【いろは】「要注意ね。薬局で済ませたいって時はどうしたらいいのよ!」
【メディ】「っていうか病院に行きなさいよ!」
【いろは】「忙しいこともあるじゃない」
【メディ】「結論から言うと、インフルエンザの時に市販薬の解熱鎮痛剤を使うことはできるんだ。ただ知識なしでテキトーに市販薬を使うと特大級の副作用が発生する可能性があるの」
【いろは】「それはヤバいわね。気になるわ!」
【メディ】「まず、インフルエンザが疑われた時の受診の目安。インフルエンザの症状は急激に全身に現れるよ。38度以上の高熱が出る、強いだるさや悪寒がある、筋肉痛・関節痛がある、激しい頭痛がするなどの場合、インフルエンザに感染している可能性が高いんだ」


