フォレストではこのように、ポケモンたちが自然の中で暮らす情景が再現されている。英ガーディアン紙は、「ポケモンずかん」を片手に歩いたなら、まるで大自然ドキュメンタリー番組の撮影者にでもなった気分で園内を散策できると伝えている。ポケモンはすべて実物大で再現されており、大型種の迫力は圧巻だ。

この森ではまた、迷うことも魅力のひとつになっている。メインルートを外れれば、そこは隠れたポケモンの宝庫だ。木々や草むらの中には隠れたポケモンも点在しており、目ざとい子どもたちはきっと自分だけが見つけたポケモンを誇りに思うことだろう。

サイホーンの群れにまたがって記念撮影を済ませたなら、その先に待ち受けるのは暗いトンネルだ。ただの洞窟かと思いきや、ここにもポケモンの姿が。おなじみのズバットが群がり、宝石を抱え込むヤミラミや、トロッコのような姿のトロッゴン、さらにはポケモンの化石まで潜んでいる。

英記者も没頭「5倍長くても喜んで歩いただろう」

元BBC記者でスコットランド在住のジョーダン・ミドラーさんは、パークを訪れた体験を英ゲームメディアのビデオゲームズ・クロニクルに寄稿。

入口で迎えたピカチュウ、イーブイ、御三家の像からすでに、「印象的なまでに高品質」に驚いたという。フォレストに足を踏み入れると、ただの散策とはまったく異なり、まるでアトラクションのようにムードが盛り上がったようだ。「私のグループでは全員がポケモンスナップ状態になり、新しいポケモンを見つけるたびに歓声を上げていた」と振り返る。

パーク内随所に出現するバトル中のポケモン像も必見だ。ギャラドス、ライチュウ、ガブリアス、バンギラスなどの2対2バトルの像については、足元のコンクリートに足跡やバトルによる破損まで再現されている。ここに「極めて高いクラフトマンシップ(職人技)」を感じた、とミドラーさんは言う。

楽しい体験時間はあっという間に過ぎ、特にフォレストの旅路は「5倍の長さがあっても喜んで歩いただろう」とも言及。興奮は冷めやらず、記者仲間たちと弾む会話は「まるで本物のポケモントレーナーたちがバスで冒険談を語り合っているようだった」と明かした。

「ポケパークは、よみうりランドを東京郊外のこぢんまりした遊園地から、ポケモンファン必訪の聖地へと変えた」とまで断言している。

「デザイナーが一切手を抜いていない」

訪れたメディアが口をそろえるのが、徹底した細部へのこだわりだ。

IGNは、ポケモンたちの像があらゆる空間に緻密に配置されている様子に感嘆し、「パークデザイナーたちは一切手を抜かなかった」と称賛している。とくに「ポケモンフォレストは間違いなく今回の訪問のハイライトだった」といい、アニメやゲームで目にしてきたポケモンが、屋外で生き生きとしたポーズで再現されている点に心奪われたようだ。