大規模調査が示す「驚きの健康効果」
2016年、アメリカとヨーロッパの研究者によって行われた約140万人の大規模解析では、運動量の多い人は、食道がんで0.58倍、肝臓がんで0.73倍、肺がんで0.74倍、大腸がんで0.84倍、乳がんで0.90倍と、幅広いがんでリスクが下がることが示された。
この研究は、米国国立がん研究所(NCI)が中心となり、欧米・アジアを含む複数の前向きコホート研究を統合したプール解析で、対象は12の前向き研究から集められ、追跡期間も平均で10年以上だった。
評価された身体活動は、職業にともなう活動量だけでなく、余暇における中強度から高強度の運動までも網羅された。つまり「仕事で体を動かすか」「余暇で運動するか」という区別を超えて、身体を動かす時間と強度をすべて加算し、がんリスクとの関連を検証したのである。
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