被爆地の企業がアメリカの技術を取り入れた
特筆すべきは、ローターハウジングの複雑なペリトロコイド曲線である。
数学的に非常に難度の高い曲線であり、当時の自動車メーカーでコンピューター使用が一般的ではなかった時代、マツダは国産メーカーの中でも最も早くコンピューターを導入して形状解析を行った。
このストーリーには皮肉にも、原爆開発を加速させるためにアメリカが導入したコンピューターが、その被害を受けた広島の企業の技術革新にも繋がるという歴史的反転が存在している。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
