ショッピングモール近くなどの混雑したガソリンスタンドでもない限り、給油に30分かかることはまずない。むしろ利用料金が安くなることで得をすると考えることもできるだろう。
「そのほかにも、弊社には『タイムズカープログラム』という制度があります。これは無事故走行やEV(電気自動車)利用などでポイントがたまる仕組みで、ポイントをためていただくとステージが上がります。ステージは1から4まであり、ステージが上がるごとに月額基本料金無料や3週間前から予約可能など、さまざまな特典が受けられるサービスです。このポイント加算の対象には給油も含まれており、給油をしていただくほどポイントがたまり、ステージアップしやすくなるというメリットもございます」(同)
例えば、ステージ1からステージ2に上げるためには100ポイント必要となる。そして、利用時に20リットル以上もしくは燃料計の半分量以上の給油をすると、3ポイントたまる。ポイントがたまるメニューはそのほかにも、友達紹介(30ポイント)やEV利用(3ポイント)などがあるが、地道に給油していくほうがわかりやすい。
自腹を切る必要はない
それに、給油カードを使用すれば、自腹を切る必要もなければ、後日レシートを送って精算してもらうような手間もない。
「給油カードは、全国のほとんどのガソリンスタンドでご利用いただけます。万が一、該当のガソリンスタンドが見つからずに指定以外のガソリンスタンドで給油した場合は、後ほど弊社までご連絡いただければ、その分のガソリン代はきちんとお支払いいたします」(同)
ということは、前出の男性が危惧しているような「給油の押し付け合い」は、給油カードがある以上、本来は起こりえない問題ということになる。
「当社としては、給油カードの存在を知らない方が多いという認識は特段持っておりませんでした。当社では、給油カードのご案内を、ご利用ごとの予約時のメールや車内案内などでアナウンスしております。今後も引き続き、給油カードについては適切にご案内してまいります」(同)
カーシェアの利用料金にはすでに、ガソリン代が含まれている。給油するのが面倒くさいと思わず、次の利用者のことを考えて、ポイントをためるためにも積極的に給油しよう。
(AERA編集部・古寺雄大)


