「1日3回食事が必要」とは限らない

お腹が空くまではごはんを食べない

たまの空腹を味わう。
からだがほしがる食事の量を、からだにたずねる。

「1日3食、健康のためにしっかりごはんを食べましょう」

当たり前に言われていることですが、1日3食という考えは、じつは江戸時代に伝わったもので意外と新しい考えです。

飽食と言われる現代において、1日3回の食事は、むしろ食べすぎだと主張する医学者もいるくらいです。

私たちは本当に空腹を感じた上で、食事をしているでしょうか? 

「ランチの時間になったから」「仲間との飲み会だから」と、お腹が減っていない、もしくは、まだ食欲が湧いていないにもかかわらず、惰性で食事をしていないでしょうか。

カフェでハンバーガーを食べる若い女性
写真=iStock.com/Satoshi-K
※写真はイメージです

3食きっちり食べることにこだわらず、ご自身の空腹感に気づいた上で、その空腹感にしたがって食事のタイミングを決めてみてはいかがでしょう。間食が習慣になっている人は、空腹を感じないまま惰性で食べてしまっている場合があります。

適度な空腹感は集中力を高めてくれたり、消化器を休ませてくれたりする効果もあるとされているのです。

目覚める新たな身体感覚を楽しむ

利き手と反対の手で歯を磨く

からだの使わない部分を使ってみる。
不自由だからこそ、気づく感覚がある。

利き手と逆の手で日常の動作をしてみると、不自由さをはじめ、いろいろな身体感覚に気づくことができます。

たとえば、右利きの人は、試しに左手で歯を磨いてみてください。

もっと簡単なところでは、パソコンのマウスを使う手を逆にしてみてもいいでしょう。

違和感を覚えることによって、はじめて気づくからだの感覚があります。

人間のからだは、左右のバランスが均一な状態がいいとされていますが、利き手でないほうの手や普段動かさない部位は、どんどん思い通りに動かなくなり、脳の神経も鈍っていってしまいます。

ただ、脳の神経には可塑性という性質があり、使えば使うほど変化して成長し、活性化することがわかっています。

利き手と逆の手を使う、足の5本の指を動かしてみるなど、普段使わない部分を積極的に動かして、目覚める新たな身体感覚を楽しんでみましょう。