小宮一慶が出題、あなたは何問答えられるか──数字に対するセンスを磨くことはいまやサラリーマンにとって必須の条件だ。それは、経済成長が頭打ちとなったこととも無縁ではない。お金や予算の伸びが限られているなか、買うべきか、買わざるべきか。投資すべきか、やめるべきか。そして日本経済はどこへ向かうのか。7つの問題を考えることによりあなたの数字センスをアップさせよう。

1人当たりGDPは日米ほぼ同じ

ロイター/AFLO=写真

主要な数字をざっくりとでも把握していると、飛び込んでくるニュースに疑問を感じるようになる。そして、その疑問を梃子にして、さまざまなことを推理する習慣が身につくようになる。

たとえば、日本の名目GDPは約6兆ドルで、人口は約1億2800万人。アメリカの名目GDPは約15兆ドルで、人口は約3億1000万人である。このざっくりとした数字を基に、1人当たりGDPを計算してみると、日米ともに5万ドル弱となりほとんど差がないことがわかるのである。

報道されたように、ダルビッシュ有投手はテキサス・レンジャーズと6年間の年俸総額約6000万ドル(46億円)で契約を結んだ。ではなぜ、大リーグの球団はこれほど高額の契約金を支払うことが可能なのだろうか。単に大リーグの球団が金持ちだからだろうか。