日本企業の“盲点”

ひとことで言うと「コストの安い競合製品の品質がルンバと同じくらい優秀になったから」ということですが、その経緯がやや現代風だと感じる部分があります。

これまでの歴史を振り返ると、アメリカやヨーロッパで画期的な家電製品が発売されると、後追いで競合製品を出すのはまずは日本の家電メーカーでした。2002年というとまだソニーショックが起きる前で、シャープも液晶テレビ市場でトップを走っていた当時、日本の家電メーカーが強かった時代です。

ところがルンバだけは同じような性能を出せる後追い商品が出せませんでした。