この10年であきらかに増えている

地域的な分布に目を向けると、「スーパーパワーファミリー」は大都市圏に集中していると考えられます。厚生労働省の「令和6年国民生活基礎調査」によれば、世帯所得2000万円以上世帯の約半数は関東地方に在住しています。

NRIが2022年に実施した「NRI生活者1万人アンケート調査(金融編)」では、世帯年収1500万円以上で、夫婦ともに個人年収が約700万円以上である方はN=29名で、その内の7割にあたる21名が政令指定都市の在住者となっています(※)

このような「スーパーパワーファミリー」は、近年増加傾向にあります。総務省「労働力調査」のデータについて、10年前の2014年の数値を見ると、当時、夫婦あり世帯(約1400万世帯)のうち、世帯年収が2000万円以上と推定される世帯は約27万世帯で、世帯年収が3000万円近いと推定される世帯は約5万世帯でした。