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アンケート回答者データ

東日本大震災と原発事故。2011年を語るときに、この2つの出来事を外すことはできないだろう。震災と原発事故の影響は、物理的なものに留まらない。日常が脆くも崩れ去っていく様子を目の当たりにして、自分の働き方や生き方を問い直した人も多かったはずだ。

激動の1年を経て、ビジネスマンの仕事や人生観はどう変わったのか。それを探るため、プレジデント誌読者1126人を対象にアンケート調査を実施した。回答者の平均年齢は45.8歳、平均年収は883万円。課長職以上が50.8%で、一般的な意識調査と比較すると、年収は高めでマネジメント層が多い。それを押さえたうえで調査結果を分析していこう。

震災後に増えた社会貢献意欲

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図7 役員以上はTOEICの点数は高くない
図8 年収が多いほうがTOEICの点数は高い/図9 ユーチューブ以外のIT活用率は低い

昇進を目指してどのようなスキルを磨けばいいのか。いま注目されているのは英語だが、アンケートでは、TOEIC400点以下の“英語ができない”層は経営層ほど多い実態が浮かび上がった(図7)。巷で騒がれているほど、英語は重要でないのだろうか。経営コンサルタントの小宮一慶氏は、最近の英語ブームに懐疑的だ。