「一風堂」がここまで成長できたワケ
ブランドに加えて「一風堂」がここまで成長できたのは、そのメニューが「博多豚骨ラーメン」だったからだ。博多豚骨ラーメンは麺が極細のため、茹で時間が他のラーメンに比べて圧倒的に短く、ラーメンの中で唯一スピード勝負ができる。
たとえば濃厚つけ麺に使われる極太麺は10分以上茹でることもあるが、博多豚骨ラーメンなら、「かため」「ふつう」「やわらかめ」などお客の要望へ柔軟に対応しても平均1分もかからない。これだけ茹で時間が短いと回転がよく、客数も多く取れるので、出店の可能性がいろいろ広げられる。
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(井手隊長/Webオリジナル(外部転載))

