「スイーツの知識と技術を生かしたビジネスがしたい」

1979年、小澤さんは長野県でデザイン会社を営む両親のもとに生まれた。パティシエの道に進んだのは19歳のとき。獣医を目指していたが、パティシエ志望の知人と話したのを機に、形あるものを創り出すお菓子づくりに強く惹かれ製菓専門学校に入学した。

専門学校でお菓子づくりの基礎を学び、島根県と鳥取県で複数店舗を展開する老舗「リビドー洋菓子店」で実務経験を積む。製菓技術の習得だけでなく、店長として商品開発や店舗の運営、スタッフのマネジメントなどにも携わった。

写真提供=スイーツスタンダード
製菓専門学校時代の小澤さん(右から2番目)

リビドー洋菓子店で働きはじめて8年が経つころ、転機が訪れる。パティシエとしての新たな可能性を探るため、28歳で世界的パティシエが代表を務める会社に転職した。スイーツに関連した商品・ビジネスプロデュースをおこなう会社だ。