不動産投資で狙うべき国やエリアはどこか。大手証券会社のプライベートバンキング部門で数多くの富裕層を担当していたZUU代表の冨田和成さんは「人口・経済規模ともに世界最大の不動産市場は東京である。これだけ人が集まる場所であれば、何かしらお金を生む手段はある」という――。
※本稿は、冨田和成『世界の大富豪が実践しているお金の哲学』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
不動産投資は長期的な視野に立ったインカム目的がメイン
不動産投資は
一般人は、
高くてできないと思っている
小金持ちは、
転売目的で買う
大富豪は、
長期収入源として買う
不動産投資の目的は2つに大別されます。
・物件の値上がりを期待して買うキャピタルゲイン目的
・月々の家賃収入を期待して買うインカムゲイン目的
投資家が不動産屋に行くと、どちらが目的なのか最初に聞かれます。
まずキャピタルゲイン目的ですが、短期で利益を出せる可能性を秘めているものの、値上がりしそうな物件をいち早く見つけることがまず大変ですし、物件自体の建物価値は時間とともに下がる運命にあります。
さらに、不確定な情報(怪しい情報)をもとに判断するケースもあるので、難易度はかなり高いです。
ということで、実際、不動産投資の中心となるのは、より長期的な視野にたったインカムゲイン目的の投資になります。
家賃収入が目的であれば、物件がある程度値下がりしても収益が上げられる前提で物件を選ぶので、よりリターンが見えやすくなります(実際は税金対策としても人気なのですが、それは本書の別の項目で解説しています)。
不動産投資目的で銀行から融資を受けるときの金利は、固定の場合、1~2%前後が相場。一方の賃貸収益は5%前後のものが多いので、投資の利回りは3%前後ということになります(売買手数料、管理費・修繕費、税金などを除く)。

