トヨタグループの創始者である豊田佐吉の名言、「障子を開けてみよ、世界は広いぞ」。リコー会長の山下良則氏は、この言葉が“仕事の原点”と語る。身にしみたのは、若き日の台湾での体験。1985年のプラザ合意を受けて輸入部品を買う機運が高まり、山下氏は急きょ、海外の部品調達担当に命じられる。大量の図面を持って単身で台湾に向かい、部品のサプライヤーをひたすら回り続けた。結局、1年半にわたって日本と台湾を行き来することに。「全然うまくいかず、あれほど会社に役に立たなかった仕事はない」と振り返る。しかし、現場に実際に足を運ばないと分からない数多く“現実”を知ることになる。それが、その後の大きな糧となった。自分の思い通りにならないときに、“現実”をどう受け止め、どう行動すべきなのか。山下会長の体験から学ぶ前編。
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